燕市・弥彦村在宅療養パンフレット
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7 では、実際に在宅で療養生活を送るためには、何から考えればいいでしょうか。 「自宅に来てくれるお医者さんはどこにいるの?」「自宅のバリアフリーはどうすればいいの?」「介護保険ってどうやって使うの?」 もちろんそういうことを考えることも必要ですが、まずはご自分の気持ちを整理してみましょう。今、あなたが元気なら「まだ、先のこと」と思うかもしれませんが、いつか訪れる医療や介護が必要になった時のことは、元気なうちに考えておくことが大切です。 さて、あなたが医療と介護を必要とするようになった場合、あなたは…○療養する場所はどこを希望されますか?自宅ですか?病院ですか? それとも施設ですか?○人生の最期はどこで迎えたいですか?自宅ですか?病院ですか?それとも施設ですか? あなたがそのように考えていることをご家族に話しましたか?ご家族は理解してくれましたか? もしあなたが「最期を自宅で迎えたい」と考えて在宅療養を希望するなら、あなた自身の『選択』とご家族の『理解』が必要です。とくに同居のご家族だけでなく、離れて暮らす子供たちなど、いざというときにあなたのことを心配してくれる親族や親しい人たちにも、しっかりとあなたの意思を伝えておきましょう。 自分らしい療養生活を送るために考えたことは記録に残しておくことをお勧めします。参考書式例:燕・弥彦医療介護センター ホームページ「私の人生メモ」      URL http://z-renkei-tsubame.net/自分らしい療養生活のために考えておきたいこと

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